リズム

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ふとした時に突然かけられた魔法だから
少し戸惑ってしまうの

心のその不器用さは あなたへと続く平行棒
たどたどしく歩きながらもバランスをとって
少しはあなたに近づけたかな・・・?

あなたから流れる言葉のリズムも
あなたから感じる音の色も

交わされるひとつひとつは耳の奥でこだまして
こんなに私が魅了されている

今ならどんなものでも奏でられそうね
聴こえるすべての音に身を傾けて
私だけのメロディを造る

時にあなたはその奏でたメロディの観客でした
その音に合わせて笑ったり・・・囁いたり・・・はにかんだり・・・
その演奏会の時が終わるまで時間は何も裏切らないから
音はリズムを刻んであなたへと近づく

少し違う私になれた気がして
少し本当の私になれた気がして

与えられた時は夢を与えられたシンデレラ

その宴は限りなく続くものがないけれど
限りがあるから一つ一つがとても大切な色になる

そのメロディに乗せた私の心
どこまであなたに響いているの?

とても不器用でいつも心をかわしちゃっているから
肝心なところであなたの瞳を見る事出来てないね

そんなもどかしさも音の中に込めて流すから・・・
あなたに響いて欲しい

時が紡ぐ風の音をリズムにして
あなたのいつか感じる記憶の中で
ふと思い出せるようになるまで