月別アーカイブ: 2008年5月

こんぺい糖

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私のこの恋はどんな形しているのか
自分の心はどんな色しているのか

全く分からないけど
こんぺい糖のように甘ければいいなって思うの

可愛い色がいくつも転がっていて

今日はホワイト、明日はピンク
そのまた明日はイエローグリーン

ごつごつとした感触が
目を合わせるのもさりげなく見つめるのも
どこかちょっとした刺激になる

控えめな甘さはその恋そのもの
ほどよく厳しくて
ほどよく甘えさせてくれて

そんな変てこな形ばかりだけどね
まだその形は分からなくて
未知の世界が広がっているけどね

でもその見えないものが
私を元気にさせてくれる

そんな私をわくわくさせてくれる

そんな姿の象徴
あなたは・・・こんぺい糖

寂しがりやのうさぎちゃん

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寂しがり屋なのに どうして君は
強がってしまうの 我慢してしまうの
僕がこんなに近くに居るのに

泣きたい時なのに どうして君は
無理をしてしまうの 堪えてしまうの
僕が優しくなぐさめるのに

笑ってる君の顔が好きだから
素直で居られるように 僕は側にいるよ
この空の下 太陽の横顔を 眺めたいから
きらきらと輝いていて

寂しがり屋だから そんな君は
赤い瞳をしたうさぎちゃん
僕がそんな姿すぐに見抜けたよ

泣き腫らした後の そんな顔で
無理してしまって 笑っていてもね
僕なら分かるよ素直になろうよ

笑っている君の顔が好きだから
幸せで居られるように 僕はここにいるよ
この空の下 星の元でも 負けないくらいに
きらきらと笑っていて

そんな君は 寂しがり屋のうさぎちゃん
ひとりぼっちじゃないよ だから気付いてよ
君の笑顔のために 僕はここにいるよ
この空の下 太陽の横顔を 眺めたいから
きらきらと 太陽の笑顔で 輝いていね

エール

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最後の言葉つむんだ後に
かすかに残った暖かさの影が

僕たちをつつんで離そうとしないんだ
だけどしょうがないよもう時間だから

意地を張っていた君が
こんな所で涙に濡れると

さっき固めた言葉ですら
別の言葉で出てしまいそうになる

さあゆきなよ ここにとどまっている必要はないよ
君には未来があるから さあその一歩を踏んで

君が残したその髪の残り香が
少しずつ消えていくよ時間と共に
淋しさと苦しさがこみあげるけど
好きだったその笑顔が涙で曇らないように
僕も気持ち抑えるけど
だけど頬を伝う その涙のかけらが
永遠に帰ることのないその隣の風へエールを送るよ

今頃何やってんのかなんて
君に電話する事もできないけど

きっと頑張ってくれているだろう
その強さ僕は知っているから

いっしょに育てていた花の芽が
今年もきっと大きくのびるだろう

そう君の未来祝って はるか高くできるなら遠く
僕の手にも 届かない場所へ

さあ翔ばたきなよ その両手思いきり広げて
君には飛べる さあ怖がらないで

君と過ごしたその思い出のかけらが
少しずつ解けていくのが分かるよ
寂しさも悲しみもまたこみ上げるけど
愛してたそのぬくもりはもうそこにはないけど
僕も応援しているよ
だから夢に向かってつきすすんだ君のこと
永遠に紡ぐことのないその君の瞳へエールを送るよ

さあゆきなよ ここにとどまることもないんだよ
君には世界があるから さあその一歩を踏んで

さあはばたきなよ その両手に抱えきれない程つかんで
君には絶対あるさあ怖がらないで

さあゆきなよ ここにとどまっている必要はないよ
君には未来があるから さあその一歩を踏んで

夢に向かってつきすすんだ君のこと
永遠に紡ぐことのないその君の瞳へエールを送るよ

RainyDay(No2)

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いくつもの雨を通り抜けて 僕も君を話すようになったけど
まだ僕は君の事 何も知らなくて 知らなくて
だけど交わす言葉の1つ1つが ここの中にしまわれているんだ
雨入り前に風邪が突然止むように 君も儚くて消えそうだったから
だぶん触れてしまうのでさえ 躊躇ってしまっていたんだ

君の声が雨の音に綺麗にハモる時
そんあ僕の胸のうちを探られているようでドキッとする
名前も何も知らない君のネームはまだ「雨の日の君」で
本当の名前訪ねる事さえも 僕には勇気が必要だった

時は過ぎても流れている映像は ずっと同じままだったけど
君の側に居れる ほんのちょっとの時間だけで良かったんだ
雨をくぐり抜けていつも「じゃぁ」と手を振って別れるけど
明日も雨だといいと願ってしまう
だからいつも傘を忘れたフリをしてそこにいる
君も同じように考えてくれたらいいな
その雨の景色を一緒に語りたいと

しばらく雨が降らなくなって 
あのアーケード街に立ち寄る理由も無くて
「雨の日の君」に逢いたいと いつもの場所に立ち寄ってみたんだ

高ぶる気持ちを押さえ込んで期待しすぎる感情を押さえ込んで
あのアーケード街を歩いていたら そこには君が居たんだ
高ぶる気持ちを押さえ込んで期待しすぎる感情を押さえ込んで
おそるおそる君に近付いたら 君は僕に気付いて振り返った
注意して聞かなければ消えるくらいにさりげない小さな声で
「お久しぶりですね」と
いつもと変わらない笑顔で 僕につぶやいた

思わず流れるような感じで君に名前を聞いていた
やっぱり君はあの日であった雨の日のような名前だった
その響きを何度も頭で繰り返した

RainyDay(No1)

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雨の日のアーケード街で見かけた君は
ふとテレビで見かけたドラマの女優のようで
そのさりげない訳ありのようなクールな微笑みが
何故か僕を惹きつけた

降り注ぐ雨の一粒一粒を愛しそうに見つめている
少し悲しそうで切なそうで

「何があったの?」と親しく聞けないその距離感
きっと知っているのは僕の方だけなのに

そんな雨が包むメロディーが
二人の空間を作っているようでとても嬉しかった

名前も何も知らない君に付けたネームは「雨の日の君」で
これからも何度もすれ違うんだろう
雨の日の空を見つめているんだろう

何か足りないその何かだけが
僕に急げ急げとはやし立てる

「ねぇ君」って呼びかけるなんてとても軽すぎるんだよ
もっと何か意味のある言葉で君に触れたいよ
だからもっと何か大切な言葉を

いつももどかしい気持ちのままで
与えられた時間を逃してしまって
僕はいつも切なくなってしまうんだよ

でもどう声をかければいい?
知っているのは雨の日だけの君なのに

君の見ている景色になじむように
雨の日はいつもおなじ場所で佇んでいた

ふと君が思い出す情景の中に
ほんの少しだけでも僕が映るように

でもきっと君はまだ僕が君のために
ここにいる事知らないだろう

もう何度目の雨だろう
君に出逢ってからもうどれだけ経ったのだろう
君と僕をつなぐものはこの雨だけ
まだ晴れないでくれないか
もう一歩 もう一歩

今日の雨は少し長くて佇むアーケードの中の君と僕
神様がふと背中押してくれた気がした

「何を話したらいい?」そんな言葉思い浮かばないまま
僕は君の近くに立った

君は雨の音を聴いているようだったから
ついこういう言葉も自然に出たんだ

「雨の音って和みますよね」

出来るだけ優しく雨の音を消してしまわぬように
君は長年の連れ添いに話しかけるように
「そうですね」って微笑んだ

君に一歩近づいたそんな雨の日だったね

僕たちのルール

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いつも何かを求めて歩き続けるんだ
そんなちっぽけな僕たちだけど
何かにすがっていなきゃ始まらない
昔からそう決まっていたルールの上でまた転がって

たくさんの壁にぶつかってくじけてしまう
そんな道なんだよ余裕を振りまいて
またここを越えなきゃならないんだ

やんになっちゃう位に途方に暮れる日もある
だけどそれは僕らが生きている証拠
泣いたり出来るのだって笑ったり出来るのだって さあ
ここの奥で波を撃っている僕たちがあるから

さぁこのラインに立ってしまおうか
歩いちゃってもいいじゃないか
無理して息を切らして立ち止まってしまうよりも
自分のペースで進めればいんだ
自分の呼吸で突き進めればなんてことない

何ってことないさ
ここには僕たちのルールがある
そこにしかない地図を広げて
人生と言う旅行を続けようじゃないか

一歩一歩旅の記録をつけていけば
また新しい道が開けるんだ

疲れたときにゃオアシスで休んじゃえばいい
そしてまた歩けばいいんだ

いつか歩いて行けばその蜃気楼の先には
新しい街があって僕たちがたどり着くのを待っている
靴についた泥や埃を払い落として
またあの旗目指して歩いていけばいい

人の夢の話を何遍聞いたって
自分でやってみなけりゃ分からない

「百聞は一見にしかず」

なんて言葉を聞くと「そう!それだ」と指差していえる

その言葉を作ったお偉いさんたちだって
歩いてきた道のりがあるからきっと言える筈なんだ

いくつもの山をのりこえて
いくつもの海を渡り歩いて

たどり着いた経路は糧となって
築ける道は僕らのルール

またここからスタートラインで
新たな小道をまた舗装していく

人生はいつも工事中の看板が立っている

さぁその一歩進んでみようか