月別アーカイブ: 2007年3月

「夢の舞台」

#362401

北谷町美浜にて。

休憩スペースから映画館にむかってワンショットしてみた。

この背景に踊り子が似合うと思う。

なかなか舞台のメンバーになれないけど、いつか舞台に立つためにトゥーシューズがボロボロになっても練習を続ける主人公がいて、それを優しく見守る人がいて…

こんなストーリー。

タイトルは
「夢の舞台」かな♪

みんなの夢が届きますように!!

石ころ

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振り返ればこんな人生も悪くなかったと
軒下で苦いお茶を飲みながら思い出に浸ってみるのもいい

だから今はゆるい楽な道を歩くんじゃなくて
少しきつくてもいいから急な坂道を歩いてみようかなんて

泣き言は辛い状況の人にしか吐けない特権だと
昔私に誰かが言ってた

上り続けるにはまだ大変な道のりだけれども
果ての頂上で見える景色はどんなに広いかな

そんな事を思いながら今の自分の糧にして
一歩一歩歩いてみようと思う

つまづいた時はそのすべてが私を覆う世界のような気がして
逃げ出したくなるけど

それは数あるたくさんある山の
どれかひとつに転がっているただの石ころ

生きている間にどれだけの山歩けるのかな
触れられないものだってある

その山の存在すら知らないものもある

だけど今ここにいるから
私の地図を描き広げられるように
色々なところを旅したいね

この地球
この銀河
この宇宙

果てない事柄のほんのちょっとの時間にたたずんだ
とても小さな自分だけれども

最大限の自分でありますように
最大限の自分で頑張れますように

スコール

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あなたを色にたとえるなら そうねふり落ちる雨の色
その透き通るまなざしと ふりそそぐ雨のはげしさ

色として捉えることはできなくても
肩に落ちるその暖かさを知ってる

地面に落ちた水粒が少しずつ吸い込まれるように
あなたが心に浸透しているの

あなたはその空のように気まぐれで
いつ降るか分からない空のように
なかなか心をつかむ事ができないけど

ぽたぽたが雨がふり落ちてきた時に
あなたをつつむ傘をそっと渡して
時に一緒に歩けたらと思う

雨の音の優しい響きは 夢を語るあなたのささやき
雨の音の激しい響きは 夢を追いかけるひさむきさ

雨の音が止んだ時の響きは 少し無口なあなたのようで

目を閉じるとその姿が見えるようでとても不思議ね

その純粋で無垢なあなたには雨の色がとても似合うわ
雨音聴いて落ち着くのはそのあなたのようだから

優しくて
暖かくて
切なくて

スコールのように

空はこんなにも青いのに

どうして私はこんなにも泣きたくなるのかなぁ

私が泣いたらそれはとても大雨で止める事が出来ないから

本当は私の変わりに泣いて欲しいのに

偽る心が悪いんじゃないよね
本当に強くなりたいの
独りで歩く日が来ても負けないように

自分を躱す力を身に付けたいから

…そうね心細くはないよね

空が頑張れって言ってくれるから

空がいつも応援してくれるから

私は私らしく歩いてこ

揺れる箱舟のように

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胸が少し苦しくなる
そうならないようにって思ってもなるもの

この時間は誰のためのもの?

思い続ける私はどこかピエロのようで
少し頬を撫でる風のようにくすぐったい

フィーリングってきっとあるよね

この人となら一緒に歩いてもいいなって

だけど現実は儚くて思った数だけ足が重くなる

少し昔より臆病になったね
いつからか私大人になったよね
がむしゃらに恋をしていた時が懐かしくて

私はあの頃の自分を思い浮かべて
その浮いた葉の船な上で
とても不安定な夢を見る

ここは夢を語る箱舟の上

ゆらりゆらりと揺られながら果てのない

恋の旅路を渡ってく

そうね私は旅人

いつかどこかで迷ってしまったら

その貴方が手を差し延べて私をどこかへ

連れて行ってくれたらいいのに…

夢よ流れて・・・どこまでもどこまでも

FayAway

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窓から差し込むその優しい光が私を照らす
私はここにいるよそのスポットライトの景色
あなたに届け

ぬかるんだ心だから足並みも揃えられずに
この感情の向こうに何が待っているのか
今は知らない

少しずつ流れる星空にこの気持ちまで流れてと
同じ空見上げているあなたに気付いて貰えたらいいな

心のフィルムで中を覗きこんだらあなたは逆さまに見えた
手を伸ばしても届かない距離が 遠い 遠い
切なくて 恋しくて 想いに果てるその時間が
いつか永遠に輝く星空のように届けばいいと

いつか永遠に輝く星空のように届けばいいと

季節は変わる花から葉になり春を告げるけど
私は立ち止まっているその一歩踏み出すのが
まだ怖いけど

不器用な心だからかけひきなんてできないよ
その真っ直ぐな心でみつめているだけで
今は何もない

心のカーテンで気持ち隠したらあなたの事素直に思えるかな
手を伸ばしても届かないこの空のように 遠い 遠い
もどかしくて 悲しくて 想いに焦がれるその時間が
いつか繰り返す強い波のように響けばいいと

いつか繰り返す強い波のように響けばいいと

今は時は流れて積み重ねられていく記憶
そのフィルムにあなたと流れる1コマがあればいいと

心のフィルムで中を覗きこんだらあなたは逆さまに見えた
手を伸ばしても届かない距離が 遠い 遠い
切なくて 恋しくて 想いに果てるその時間が
いつか永遠に輝く星空のように届けばいいと

いつか永遠に輝く星空のように届けばいいと

心のカーテンで気持ち隠したらあなたの事素直に思えるかな
手を伸ばしても届かないこの空のように 遠い 遠い
もどかしくて 悲しくて 想いに焦がれるその時間が
いつか繰り返す強い波のように響けばいいと

いつか繰り返す強い波のように響けばいいと

FayAway 手を伸ばしてもあなたは遠く
FayAway その心だけ切なくて恋しくて

いつか過ぎてく時の中で輝けばいいと

レモンの月

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突然おちちゃうことってきっとあるよね
なんでなのかな。

その笑顔ばかりが私を支配して離さなくなる。

この恋不完全なレモン形

満月(フルムーン)になりきれなくて
心は不思議な甘酸っぱい味で埋まっているみたいね

ただ昔から知っているみたいで
ただ時に懐かしいような感じで

その背中を見つめていたら
ふとこれって恋なんだなって気がついた

時にあなたの前ではいつも強がってばかりで
本当の姿見えていないのかも知れないけど

今度はちょっとだけでも甘えてもいいのかな

私のことちょっと遠めにみて笑ってみてくれるような
その不完全な形でもいいから笑っていようって思えるの

そんな気持ちになれるの不思議だね

こんな不自然な形のレモンの月
それでも私らしいのなら私らしく歩いていきたいね

此処に在た記憶

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私が此処に在たという証明は総て行き交う人の記憶の中にしかない
私を此処に標す為には何を残せばいいの?

どんなに永く生きていても視る事のない宇宙の果て
どんなに永く過ごしていても判る事のない全ての理

そんな偉大の前に佇むほんの小さな存在だけども
語り継がれて欲しいと願う 誰か知っていればいいと思うの

幾つかの風が通り抜けて多くの人に出逢って
幾つかの空流れいって多くの物を解って
幾つかの音が擦り抜けて多くの恋をして
渡りゆくその時の姿が 誰かに届けと

願いの鍵を開ければそこに何があるの?
夢を紡いで輝いて強く生きる想いの姿が在るはず
穏やかに過ごす風の隣で
共に渡る姿はまが封印の中

先に進む力も
其処に留まる力も
私にしかないんだから
風見鶏の刻を此処に描いて決して迷わぬように
その姿見失わないようにモトメて歩く

いつか誰かの記憶の中でその名を呼ばれて
渡りゆく風の中でその声を聴けたら
私はそのために此処に在る響きを伝えよう

私はそのために此処に在る響きを伝えよう

5gのスプーンの上で

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幼き頃の僕らはまだ未熟すぎて
小さなスプーンの上に乗っかる夢ですら
救うのが夢中だった

スプーン上のものだけがすべての世界と思っていて
その先に広がる先の海を知らなかった
その果てにある先の海の偉大を知らなかった

少しの事で想いが揺さぶられていつも不安定で
そのスプーンから色々なものが零れ落ちた
そのスプーンから失ったものも多かった
だけど何度も何度もすくい直して
繰り返したことは若さゆえ・・・?

だけど無意味に終わったことはあっても
それは無駄ではなかった

今ここに居る僕たちはたくさんのものを捕まえて
今ここに居る僕たちはたくさんのものを失った

失った分だけ臆病になった
繰り返してみる事を恐れた

一番失ってしまったものは立ち向かう力
逃げる事だけ上手くなっていつからかその心を忘れていた

たった5gの夢というスプーンにいつも踊らされて
たった5gの人生というスプーンにいつも悩まされて

負けてしまうだなんてまだ早すぎるよ

歩き続けるために僕らは片手にスプーンを持って
何度だってすくってみよう
上手く行かないのなら何度も繰り返そう

その先に広がる海を見るために
その果てにある海の広さ知るために

そのスプーンに想いをかけて

ほろほろと

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ゆるめの坂道をほろほろと進んでく

何か気持ちに到達してしまいそうな
そんなきがして
何故かふと怖くなる

このライン突き進んでもいいの?

でもねまだ今なら引き返せる

貴方を知る度に深くなりそうだから

近付いてもいいのかな
この舞台にはあがってもいいの?

まだちゃんとライトがついていない
その不確かな謎だから
自問自答になって呟いてみる

まだ不確かな境界線
渡れるものなのかも分からない

独り気付きたくない

その何かを求めて
その何かを期待して

ゆるめの坂道を
ほろほろとほろほろと歩いてく