揺れる箱舟のように

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胸が少し苦しくなる
そうならないようにって思ってもなるもの

この時間は誰のためのもの?

思い続ける私はどこかピエロのようで
少し頬を撫でる風のようにくすぐったい

フィーリングってきっとあるよね

この人となら一緒に歩いてもいいなって

だけど現実は儚くて思った数だけ足が重くなる

少し昔より臆病になったね
いつからか私大人になったよね
がむしゃらに恋をしていた時が懐かしくて

私はあの頃の自分を思い浮かべて
その浮いた葉の船な上で
とても不安定な夢を見る

ここは夢を語る箱舟の上

ゆらりゆらりと揺られながら果てのない

恋の旅路を渡ってく

そうね私は旅人

いつかどこかで迷ってしまったら

その貴方が手を差し延べて私をどこかへ

連れて行ってくれたらいいのに…

夢よ流れて・・・どこまでもどこまでも