なんか胸を伝って流れていくこの予感のような感じ
心の中に深く落ちていくようなその不確かなものだけど
このまま流されたままでもいいのかまだ穏やかな河の流れの中で
目の前に障害物を置きたくなるようなそんな衝動に駆られる
今まで歩いてきた道はどこにいても重なることはなかったけど
ふと近付いてしまった運命の手綱がここにある
引っ張るとどうなる?
川の流れはどうなる?
今ここで覚えたのは自ら飛び込んだ河で
溺れてしまわないかという恐怖
向こう岸にたどりつくまで私の息は続いているの?
だから入り込むその一歩手前で私は戸惑う
その岸辺はまだ遠くてどれだけ流れにさ迷ってしまうのか
全然見当もつかないの
踏み入った河の深さは思ったよりも深くて
私をここに沈めさせられてしまいそうだから
ねぇその願いが夢に変わったとき私はどうしたらいい?
ねぇその想いが誓いにかわったとき私はどうしたらいい?
私が見るのは向こう岸の蜃気楼?
私が得るのは向こう岸の形?
そうね、今はまず一歩。
夢の河に足を踏み入れてその向こう岸に向かうから