カテゴリー別アーカイブ: POEM・LYRIC

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鏡の中の私が泣いている
その姿をただ笑っているもうひとりの私

その鏡には触れないで触れた場所からあなたが感電してしまうから
きっと耐えられなくて逃げてしまうから

いつからか鏡の奥にその姿押し込めて
気付かないように…
傷つかないように…

そうね鏡に映る反対の姿

ふと鏡に写った私
街角のショーウインドウに写った私
水面に写った私

本当の私はどこ…?

本当の私
嫌いな私
そうあって欲しい私
そう願う私

色々なものが渦巻いて何も分からなくなる

そこに触れると私は粉々崩れて消えてしまうから
どうか知らないフリをして
どうかこのまま通り過ぎて

もう戻れないところまできているから

私は鏡に反したままで歩くから

忘恋

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逢いたいよ逢いたいよ 願う心が辛くて
淋しいよ淋しいよ 想う心が痛くて
ただそう一言告げればいいだけなのに
私の事負担になって欲しくないから
そんな言葉も飲み込んでしまう

忘れたいよ忘れたいよ 逢えないその日だけは
想わぬように想わぬように きっと哀しくなるから
ただそう今だけは恋を忘れたカナリアのように
あなたの事分からなくなってもいいから
そんな簡単な事も願ってしまう

あと少しね 月が満ちる頃には
あと少しね 青葉が茂る頃には
あなたの姿も 忘れてしまうでしょう
あなたの声も 忘れてしまうでしょう

真夜中にあなたを想って
淋しくなるよりも 悲しくなるよりも
いいのかも知れないね

記憶よ その姿まで奪ってしまってくれますか
記憶よ その形まで連れ去っていってくれますか

一人で悲しむ時間が無くなるように

Forever Love Song

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「Forever Love Song」
Lyric:Part1 Serika Ogiumi
Part2 Moriyuki Edinstag Oosiro
Garman Lyric Moriyuki Edinstag Oosiro
Song:Moriyuki Edinstag Oosiro,Syun Shimoji

同じ時を共に過ごした夢を語りそして紡いで
まだ幼かった心に希望と歩いていく力を与えてくれた
時間は残酷な程にその針を刻んでいくけど
永遠に消えることのないあの君の笑顔は

絶え間なくくる海の波のように何度も何度も思い出すから
同じ辛さを分け合った同じ時を重ねあった
その強さ今も抱きしめて

もしも願いが叶うとするなら一緒に風を紡ぐために歌った
その輝きを星空にいつまでも輝き続けるから
その心つないで 私なりに歩いてみせる
時代へ語り継ぐ 「Forever Love Song」

伝えたいものは 追憶の果てに
過ぎたものに 失われないように
思い出を 忘れないように
愛という幸せ この愛 この友情
出逢ったすべてのものへ
響いて・・・

聴こえて来るだろう あの歌が風を舞うように
海を越えて 自ら鳥になって その大地の轟きと共に
やがて光失せるとしても この響きのその側に
永遠に語り継いでくれ 俺の生きた証を
残せし後の思い出は 生きて積まれて記憶となる

輝いてたあの時間は 何事にも変えられない
その 俺の誇りとなる
もう一度地に足がつくとすれば 音を紡いで
伝える事が まだ多くあるけど
俺の意志を継いで 輝いてくれ
永遠に語り継ぐ 「Forever Love Song」

生きたし夢に 追憶の彼方へ
澄んだ水のように ささやかに流れ行くけど
この時に刻み込んだ
愛という幸せ この愛 この友情
出逢ったすべてのものへ
届け・・・

Was Sie anbetrifft bitte fährt es fort zu lachen und
Sie schreien bitte. Erhalten Sie bitte verärgert.
Weise, die das Zeichen, in dem wir leben, ewig fortfährt
Weise wird der Wind und fährt fort, ewig durchzubrennen
Ohne mich zu vergessen
Übergebung hinunter meinen Traum
Meine Absicht übernehmend, wünsche ich das Singen.
In der Welt…

ぬくもり

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ふと言の葉が途切れた瞬間に
手を差し伸ばして冷え切った手を
その手で暖めてくれた

心の奥でつっかえてしまっている何かを
少しずつ溶かしてくれている気がする

そのぬくもりを抱きしめて
そのぬくもりに支えられて

今こうしている私がいる

何も言わないことがあなたとの
暗黙の約束だと思っているから

そんなに心の中にある言葉を
あなたに伝えたくても堪えてしまう

そうしなきゃそうしなきゃ・・・
いつか防波堤を越えてしまいそうで
とても怖いから

きゅっと締め付けられそうで心が痛くなる
これってなんだろう。
分かっているはずなのに答えにはできない
すべては受けたぬくもりの嬉しさで
分かっているはずなのに

なぜ・・・こんなにも怖いんだろう
なぜ・・・こんなにも儚いんだろう

そのぬくもりにぬくもりを返して
素直に瞳を見つめられたらいいのに

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今にも泣き出しそうな空を見つめて
ぽっとつぶやいた。

「何でこんなに悲しそうにしているの?」

今にも零れてしまいそうなのに
ずっとその悲しみを耐えているようなものに見えて

なんか私みたいだった。

そんなに悲しい瞳(め)をしないで
そんなに辛そうな顔をしないで

気がついたら、空を見上げたままどこからか
水粒が落ちた

・・・私が替わりに泣いてあげるから

・・・どうか明日は元気になっていますように

背中

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目が合ってしまうと 
胸がはじけてしまいそうだから
いつも斜め後ろから眺めてしまう

すべてを包み込んでしまうような広い背中や
誰でもコロッとしてしまいそうなあの笑顔や
耳の奥にこだまして離れないその声や

あなたの魅力に多分に惹かれている

本当は普通に話しかけたいのだけれども
感情や気恥ずかしさや周りのことを考えると
足を踏み込むことはできない

少しでも共通なもので繋がっているだけでも
いいのにまだまだあなたは遠い

そうはじめからあなたは遠くにいたね
だからずっと背中を見つめ続けて
今もそうしている

すべての理なんてここではなければいいのに
だけど発生している事実は何も変わらない

素直に甘えられる場所にいたいのに
素直に想いを伝えられるようになりたいのに

いつからか・・・私は臆病で
いつからか・・・私は・・・

触れてはいけない人なのに

心と理性が交錯する・・・
どうか・・・このまま何事もなく通り過ぎて

何も望まないから
ずっと・・・背中だけでも眺めさせて

響き

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穏やかに過ぎていくこの道のふと流れが変わった

何処かでこの見えない水面に触れたのかもしれない
水の輪の響きがここまで伝わってくる

なにごともないようにここを通り過ぎたら
きっとその響きには出逢えなかったね

ふと足を止めてしまったのも
その響きがとても心地よかったから

ついその場でその響きを聴いていた

突然の交差点ですれ違って
そんな響きをもとめて少し寄り道しようと思った

新しい道を歩くようなそんなドキドキ感を抱えて

歩いてみるとそこは舗装も何もされていない道で
誰もここは通っていないような気がした

きっと自分だけのものだからいつも歩く道は未開拓地

たまに茨の棘で傷も出来ることもあるけれど
そのオアシスで何でも癒されているから

もう少し歩いていてもいいのかなって思ってしまう

その響きにはどうして触れたらいいのか
その響きにはどうやって関わったらいいのか

まだ解らないけど・・・
まだ後ろ側を観ているだけでも
少しだけ元気貰えている

交差する響きの奥に混ざる音は
どんな音なのかもまだ解らないけど

自分は自分なりのものを奏でて
その響きが遠くまで伝わるように
その響きが貴方に感じられるように

その音に・・・願いを込めて

遠い昔から

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遠い昔から知っていたかのようにあなたはそこにいて
私の事を和ませてくれる

遠い記憶から探り寄せてもあなたはそこにいて
全く違和感がなかったの

ただこの入り込む想いも自然でリズミカルに流れ込んで
私の心をいっぱいにしてくれた

イジワル混じりっけの冗談も
私の想いを試すような台詞も
励ましてくれるその言葉も
とてもとても嬉しくなるの

いつからか心に深く刻み込まれてしまっている
そのあなたのささやきや声がその姿

あなたは私があなたに落ちた瞬間
気付いていないかもしれないね

あなたが指差して笑ってささやいた
夢のフレーズを聞いて
あなたの隣で少しでも助けになれたらと思ったの

触れたときは少なかったけど
あなたが入り込んできたこの流れははげしくて
それが恋だと認識するのは
それからずっと・・・あとの事でした

昔どこかで出逢ったような
そんな片隅の記憶?面影?
やっぱりあなたはそこにいて私を励ましてくれてた

縄張り

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その頂上に近付いたときには
あたしはそのあなたの側にいるのかな

あなたはその山登りに一生懸命で
自分のペースでとんとんとんとんと登っていくけど

夢を掴んだその時に出来たら一緒に側で笑っていたいな
そんな遥か先の事を夢見ているけど

あなたはあたしの事どのように感じで居るんだろう
いつもちょっとだけ不安になるときがある

でもその間は結ばれた形なんてないから
そこには決まったものなんてないの

だから求めしまうのかな
だから期待してしまうのかな

あたしの立つ水面はとても不安定で
ちょこっと心が揺れるだけでも

あなたに伝わってしまいそう
少しずつ少しずつあなたには分からないように
その気持ちを抑えるから

友達の顔で
友達の顔で

笑顔であなたの事迎えるから
そのあなたの水面という縄張りを荒らさないように

迷路

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灰色に敷き詰められた空を仰ぎみる
いつのまにか心の曇りが連なって
見えなくなった心という空

いつから?

建前と感情と真実にはさまれて
どれもわたしの心の中にいるのに
どれもわたしじゃないようで

理想と心と現実にはさまれて
どれもわたしの心に住んでいるのに
どれも顔を合わせなくなった隣人のようで

その心の奥で背中合わせでいるのに
それぞれが覗きみることは出来ない
なぜか見知らぬ他人のようで

蜘蛛の巣が張り巡らされたように複雑で
どれもが指ではじいたら簡単に切れる位に
脆くて危うくて…
そんな無法地帯でわたしはさまよっている

本当はこの迷路に入る前からここに答えはある
迷いという心がその決断を奪い去って逃げてしまったから
いつも感情と現実は追いかけっこをしている

現実ばかりを見て歩く人は理想を追いかけきれないと
説く人もいる

理想ばかりを追いかける人は現実をみることができないと
説く人もいる

その曖昧なバランスの中間点
感情に傾かないようにいつも平行を保っているから
足取りも重いままどこかすすめなくなったわたし

いつまで経っても私はこの場所にいて
届くはずの空でさえ届かないと思うようになってしまった

はちきれそうな分離した心に迷いながらも
一歩踏み出した現実の答えは厳しいものばかりで
そうしなければという無理な自分を作り上げて
それでもいいと思うわたしと悲鳴をあげているわたし

たとえば、空のように高い夢があって

夢を走るわたしと
頑張っても届いてないわたしと
はてそうになるわたしがいて
もういいじゃないとはげますわたしもいて

どこが答えなのかもわからない

夢は追いかけるもので追いかけても追いかけても
反発する磁石のようだから距離は縮まらないことをしった

だから走るだけもとめるだけ
たどり着いたはずの頂上にはなにもなかったとよくいうから
また高い山めざして一歩一歩進むだけ

たとえば、辛い恋がここにあって

想いを叶えたいというわたしと
忘れなきゃいけないと思うわたしと
つれない現実をしったわたしと
平行線でもいいじゃないと思うわたし

色々ここにあったとして
紐解いて拾い上げるのはいつも感情

今は形に出来ないのを知っているのに
思い続けることがあの人に気負いさせているのなら

無理にこの恋を忘れよう。
あの人を忘れよう。
辞めちゃおう。

離れることばかり思ったけど
感情が悲しいほど悲鳴をあげた

もしかしたら甘いのかもしれないけど
もしかしたら過酷かもしれないけど

恋という感情を捨てたなら
あの人のそばにはいられるかもしれないそう思った

だから想いを暖めないようにして
だから願いに変わらないようにして

友達で側にいたいとそういう理想を願った

いつかその想いの確信と真剣に向かっても
いい時が来るまで封印を誓った

理想も感情も現実も反発しない場所へ歩いてみようと思う

この迷路をさまよって明けてみた野原は

感情の森か
理想の森か
現実の森か

引き寄せて正解はどこにあるのかも分からないけど
でも先が見えなかったこの迷路に光が差した気がするから

このままその道を歩いてみてもいいと思う