あなたを色にたとえるなら そうねふり落ちる雨の色
その透き通るまなざしと ふりそそぐ雨のはげしさ
色として捉えることはできなくても
肩に落ちるその暖かさを知ってる
地面に落ちた水粒が少しずつ吸い込まれるように
あなたが心に浸透しているの
あなたはその空のように気まぐれで
いつ降るか分からない空のように
なかなか心をつかむ事ができないけど
ぽたぽたが雨がふり落ちてきた時に
あなたをつつむ傘をそっと渡して
時に一緒に歩けたらと思う
雨の音の優しい響きは 夢を語るあなたのささやき
雨の音の激しい響きは 夢を追いかけるひさむきさ
雨の音が止んだ時の響きは 少し無口なあなたのようで
目を閉じるとその姿が見えるようでとても不思議ね
その純粋で無垢なあなたには雨の色がとても似合うわ
雨音聴いて落ち着くのはそのあなたのようだから
優しくて
暖かくて
切なくて
スコールのように