作成者別アーカイブ: ogiumis

まだ色づかないものだけど

i320

私は少しだけ知っている
あなたのそのちょこっとした優しさであったり
私は少しだけ知ってる
あれこれいいはなっていてもしょうがないなぁといってやってくれたり

私は知ってる
細かいところでのその丁寧さ
私は知ってる
上手くいかなくてなかなか前に踏み出せないところだったり
私は知ってる
少し影がありながらでもふと見せる笑顔に凄く落ち着かされてしまうこと

君のまっすぐのその視線が
つい恥ずかしくて目をそらしてしまう
まだ心持たないままのちょっとした
センチメンタル・・・

君からの返事をちょこっとだけ待っている
何かはやされるようなそんな予感

君からの態度をちょこっと期待している
これはどんな心?まだ私は少しだけ迷っている

もう少し君の距離に入って
君の事をもっと知ってみたい
君はどんな感じなのかちょっとした興味。

まだ色づかないものだけど
少しだけ何かの風がふいた

ひらひらと自由に

CA3F0543

似ているYシャツたちが行き交う日は
つい違う人でもふと視線に入ったらドキッとするの

そんな紛らわしい事になると心臓持たないの
送れない視線・・・感じたいけどその雰囲気だけでも

ほんの少しだけゆっくり息をしてちらっと見たらぶつかる視線
どうごまかしたらいいの・・・プチパニックになっちゃうの

ひらひらと自由に想い伝えられたらいいな
だけど臆病チックでいざというときには
つい冷たい態度をとっちゃうの
あべこべな態度に自分でも呆れてしまって
近付きたいでも程遠い・・・切なくて恋しくて
どうにかなりそうなの

ひらひらと自由に空を飛べたらいいな
そしたら君の元へひとっ飛びして逢えるのに
あと一歩も怖くないって思える
心の奥では答えが見えているはずなのに
どうしてもねぇ動けない・・・切なくて・・・恋しくて
どうにかなりそうなの

ひとりぼっちの夜に

1024-768

あぁ静けさに負けそうなそんなヒトリの夜に
あの日聴いた君の掠れた声が胸に響く
負けないようにと悲しみがはみ出してしまわぬように
ほつれた心の糸までもしまいこんでみたの

強く在りたいと願いながらここまできたのに

そんなにも簡単に生まれた君の言葉が
杭のように奥に差し込まれてなかなか抜けないの

君は一人で何でも出来るんじゃない?
もうちょっと甘えないとダメだよって。

知っているよ・・・でも出来ないの。どうしたらいいの?
ふと君の肩に寄り掛かっていいのかなって
あの時少し錯覚してしまったの

たどり寄せてもいいの?
この糸をどこまで辿れば君に届く

ちゃんとしなければ振り返ってくれないだなんて
そんなことばかり思っていたから本当に踏み出したい時
あと少しで心が止まってしまうの

私の心どうしちゃったのって言葉すら出てこないの
不器用なだけ・・・そんな言葉では片付けたくないの
気付いてしまったから何度抜こうとしても抜けない
棘と引き換えに何かを知ってしまったその傷の方が深かったから

破壊と再生

328

そのよりどころが壊されるのが怖い
君は確かに君だから君の地を荒らさぬうちに
ここから立ち去った方が賢明なのだろうかと
考えに陥ってしまう時もある

焦がれすぎてその形が見えなくなったときは
私は私に与えられた成長の過程を踏み外したような気になって
その元になっているすべてのものを壊してみたくなるんだ

ただ一言が欲しいだけなのに
その一言はただ重いだけで何も叶わない

約束は出来ない未来だから
つながれていない糸はその空気にさらされて
漂う事しか出来ないの

そんな事君に告げてしまったら君は立ち去ってしまうだろうから
私も精一杯耐えて大丈夫という顔をする

そんな表情にも慣れてしまったからふと紐解くタイミングさえも
掴めなくなって馴れ合いきれないそんな自分のかけらがそこに散らばった

何がいいのか分からない
何が答えなのか分からない
ただ言えるのはそこにある虚無だけ

私を色づくもののすべてが怖くて
正直になればなるほど自分が壊れていくようで
そのひとつひとつの階段を下りることさえも出来なくなった

その先に咲くものはあるの?
荒れ果てた地だけしか私には見えないけど

そんな事もあるんだよと
誰かが教えてくれるなら一歩だけでも踏み出したいと願う
歩く道さすらう道漂う道下がる道どれも道だから

今のポイントが分からないだけ
君と私との曖昧ラインが怖いだけ

ただ私一人だけが恋愛ごっこしているのならそのぐらい悲しい舞台はないから
もっと見極めて歩くために君との境界線を壊す波を打ってみようと思う

残るのは生存か破壊か・・・

そのカケラ

d120731

そのカケラの一つ一つが私を元気にさせてくれる
それは誰でもこの言葉なら元気になるというわけではなくて
貴方から発せられるものだから

そのカケラ一つ一つに私の心が解放されて
また一歩ずつ歩けるようになるよ

ずっと先のことだとか
永遠の約束だとか

そんな事今考えていても翼が縛られるだけだから
その風向きを見てゆっくり流れていくのもいいのかなって
フワリフワリと考えてみた

そんな感じ心が軽くなる
貴方と話した色々なカケラが少しずつ形を作っていく
もう少しかな・・・もう少し何かを担えれば

明日はもっと笑えるようなそんな気がした

雨色あられ

d0017632_8512447

この恋の色はどんな色?

きっと透き通った雨のようね

気ままに降る雨のようだから

いつも傘の準備はしてなくて

あなたの優しさに触れて
わたしはすぶぬれになるの

ふとかけられた言葉の小雨が暖かくて
その度に優しい気持ちになる

そんなあなたが奏でる雨音は
ふいに少し泣きたくなりそうで

降りそうでなかなか降らない
空のように気まぐれでいつもドキドキしてしまう

天気予報はいらない

その流れるようなメロディーが好きだから

その近くであなたの音に合せてハモってみたい

どんな音が聞こえるの?

私は笑顔のまま傘を差してあげるから

雨あがりの虹を見ることができたらいいね

この恋は雨色あられ

優しくて暖かくて
切なくて淋しくて

凜とした音色になる
もっと素直な心になる

その一歩

hikari

さぁ一歩踏み出そう あれやこれや考えるのはあとにして
さぁどこまでも駆けてこ 風を切って走り回る馬のように
手を引いてあげるから 一緒に進もうこの道を

ドキドキのテレフォン 向こう側には愛しのあなた
通話の決定ボタンが押せずに 待ち受けに戻っちゃうよ何度も何度も
ほんのちょっとの勇気が そこにないのが悩ましくなるよ
だって最初の一言が 真っ白になって出てこないからどうしてどうして

チャンスの女神が 出逢わせてくれたその奇跡を
追いかけて追いかけて掴み取ろうよ

さぁ一歩踏み出そう あれやこれや考えるのはあとにして
さぁどこまでも駆けてこ 風を切って走り回る馬のように
今のこのときだから 素直になろうよ この心に

たとえばチャンスは時間通りに来る電車みたいで
乗り遅れちゃうと止まってはくれないよ だから走っちゃえどこまでも
ほんのちょっとの勇気で 見える世界が変わってくるよ
だって最初の一歩は だれでも経験した事なんだよだれだって

チャンスの女神が 与えてくれたその軌跡を
追いかけて追いかけて掴み取ろうよ

さぁ一歩踏み出そう 恋も夢も仕事も全部抱きしめて
さぁどこまでも駆けてこ 少しぐらい負けず嫌いがちょうどいいの
さぁ一段あがってこ 頂上に向かって進み続ければ
いつか必ず届くよ 君の思う世界に大事なのは その一歩

踊り子

image88718

今日は冷めたムーンライトが私を照らす
感情とルールの間に挟まれて揺れる一本の影

戸惑いと彷徨いに心は糸でつながれて
操られたかのように心はここに縛られているかのよう

今夜はここで踊りなさいな
振りかざした腕が月の洗礼を浴びる
まだ立ち直れるわまた輝けるように

少しかけた形が丁度いいその月とともに
その形が西の空に沈むまで私をその踊りの虜にして

今日も冷めたムーンライトが私に注ぐ
感情と理性の間に挟まれて揺れるその心

切なさと愛しさに心はあなたでつながれて
操られたかのように心はそこに留まっているあなただけ

今夜はここで踊りなさいな
そこにいないで一緒に舞台にあがろう
またステップ踏めるリズミカルに踏める

少し恥ずかしげな風が丁度良いその想いの側に
その形が結ばれるように私をあなたの虜にして

今夜はここで踊りなさいな
振りかざした腕が月の洗礼を浴びる
まだ立ち直れるわまた輝けるように

少しかけた形が丁度いいその月とともに
その形が西の空に沈むまで私をその踊りの虜にして

願いの向こう側

iPhone 3647

ここで馳せられた想いは誰に届くはずのものだったんだろう
それは誰も知らない記憶と時間の向こう側にあって
見る事も知る事もできなくなったもの
いくつもの時代が通り過ぎて同じ場所に立つ私がいても
そこにあるのは跡だけでたぐりよせても想像もできないくらいに遠い

忘れないでその願いを届くはずのないあの人に何度も何度も
明日は幸せになりますようにと願って届かないまま散って
かすんだ想いはその侘しさの中に漂っているだけ
繋げなければいけない過去と未来 語り継ぐ人が去っても
また想いを繋いで今を生きるために結んでいかないといけないもの

過去は決して取り戻せないけど償って歩いていく事は出来る
それは出来るのは今を生きている人たちだけ

守っていく力も
壊していく力も

持っているのは私たちだけ

何をするのが今の役目だろう
残していくもの 語り継いでいくもの 結ぶもの

この美しさがずっと留まっていますように
この愛がずっと続きますように
この平和がずっと守られますように

すべての人が人らしく自分らしく生きるために
過去から託された願いは
時代を越えて守らないといけない

だから・・・今ここに願いを馳せる
遠い未来に語り継いでいくために

ひとかけらの言葉

images

君の側にいることで生まれてくる言葉がある
君の隣にいることで生まれてくる歌がある

この想いは君と重なるものなのかな

どこまでも響くように君を歌うから
いつまでもずっと頑張って欲しい

気付かないうちに堕ちていたなんて
そんな理由でさえもつけたくないくらいに
君に溺れているのを実感する

声が聴きたくてでも最後のボタン押せなくて
遠くにいる君を想い馳せてみる

繋がっているのかな ねぇ
共鳴しているのかな ねぇ

最後の言葉を放ってしまうとそれが恋になってしまうから
気付かないように触れないようにしているけど

振り返ってもいい?
そっと聞いてみてもいい?

願いじゃなくてふと受け入れた
想いのものだけでいいから

ひとかけらの言葉を君に振ってみたい

君の予防線は私の方にも馳せられているの?
入り込んだらそこで警笛がなるの?
私は大丈夫溶けるから

過ぎ去っていった者たちのように
君を通り過ぎないから
その元で白に向かう橋をかけたい

ゆっくりと・・・私のペースで