カテゴリー別アーカイブ: POEM・LYRIC

瞬間

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重なる時の流れにあなたを浮かべて
私のかけらを拾いあげた
似ているものがたくさん散らばっていて
ふと見上げると同じ空を見上げる誰かがいた

過ぎていく時の流れにあなたを乗せて
私の願いをそこに置いてみる
いびつな形をしたあなたと私の色と形が
ふと優しさ故に傷ついた主の同調するものがあって

続く言葉の先がそこになくても
あなたになら解ってもらえそう

なぜだか最初の一歩から
不思議な風がそこに吹いた

いつもなら通り過ぎてしまう道に散らばった
あなたの言の葉を拾っていた・・・気付かぬうちに

触れるはずのなかった時と運命が
流れの中で重なった瞬間

こだまするのはあなたの声
心で響いているあなたの言葉
そのフレーズのひとつひとつが
私の中のフィーリングというものを揺さぶる

出逢うべくして出逢ったのならば色々余計な事考えずに
流れに逆らわずにあなたに逢いたいと思った

その一歩はどの未来に繋がるだろう
今はまだ見えないものだけど
私の確信を胸に抱いて一歩進んでみようと思う

罪人

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私を散々悩ませているんだから
あなたはちょっとした罪人

一日中何していても
一生懸命になっていても

どこかであなたが浮かんでくる

何度も何度もリフレインして
私の感情はどこに向いているのかしらと

時々分からなくなる

私は平気だと思っていたけど
なんか自覚みたいなものを覚えてしまうと

ついそればっかりがクローズアップされて
私の奥をかき乱してしまう

あなたは知らないのかな
そんな風に私が想っていること

今宵もまた夜になる
あなたの声を思い出しながら

ちょっと切ない夢を見る

この恋から手を離そう

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捨ててしまう事にこだわってしまう
いつまでも足踏みしたまま
格下げしてしまう心を疑ってしまう
その先の怖さを知らないから

君とは友達でいる方がいいって
不思議と自然にうなずいていたから
心の中では気付いていたんだね

きっと君とはもっと自然に振り舞えるはず
何かを期待しながら想いをこらえるよりも
きっと君とはもっと価値観を言い合えるはず
お互い成長するためにこの恋から手を離そう

きちんと割り切れないものは絶対ある
いつまでもこうしては居られない
忘れてしまうそうな心を疑ってしまう
その先は誰も知らないから

君の前ではどうしても作ってしまいそうな
不自然な姿でどこか無理をしていたから
心の中でチグハグな音がしてた

きっと君とはもっと優しく語り合えるはず
何かを期待しながらなんてもう疲れてしまうよ
きっと君とはもっと人生を伝えられるはず
お互い渡り歩くためにこの恋から手を離そう

友達になろうよきっとなれるから
好きという形を変えて君と夢を語るために

きっと君とはもっと自然に振り舞えるはず
何かを期待しながら想いをこらえるよりも
きっと君とはもっと価値観を言い合えるはず
お互い成長するためにこの恋から手を離そう

もう少し君へ歩いてみようかな

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どんなに理屈で考えても 想ってしまう君がいる
あと少しの所で 心が割り切れられないよ
だって 君とは まだ早すぎるよな気がしたから
まぶたを閉じると そこには 君が笑う姿をみる

もう少し傾けてもいいのかな
ぎこちないステップのその一歩 踏みこんで

ささやくような君の声が ここの奥まで響いてくるよ
近付きたい 近付きたくない そんな微妙なラインで
ふとかすめた出逢いの糸の 悪戯に振り回される
乗っかってみたいような 少しドキドキ 片手でその裾をつかんだ

どんなに遠くで離れても 想ってしまう君がいる
あと少しの所で 心に素直になれないよ
だって そんな 展開についていけないような気がしたから
抑えこんでみると ちょっとだけど 心が息苦しかったよ

もう少し近付いてもいいのかな
急傾斜な地面をその一歩 踏みしめて

切なくなるような君の優しさ この心を締めつける
気付きたい 気付きたくない そんな微妙な想いを
ふと与えられた運命の糸の 悪戯にときめき覚えた
乗っかってみたいような 少しワクワク 片手でその裾をつかんだ

もう少し歩いてみようかな
ぎこちないステップで その一歩 君へ 踏みこんで

ささやくような君の声が ここの奥まで響いてくるよ
近付きたい 近付きたくない そんな微妙なラインで
ふとかすめた出逢いの糸の 悪戯に振り回される
乗っかってみたいような 少しドキドキ 片手でその裾をつかんだ

翼のついたもののように

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曇った空を跳ねのけて太陽を探り出してみようよ
君なら絶対できるよ さあ その一歩を踏み出して
無理して背伸びすることないよ 等身大のままでいいから
君らしい色で 夢を描いて キャンバスを埋め尽くそう

ほらみなぎってくるものがあるんじゃない
ほら掴めそうな気がしてくるんじゃない

あとは勇気という燃料つめこんで
現在(いま)に乗りこんで

この大空へ両手広げれば何かすべて手に入れられるような気がするよ
この世界へ両手かざせば何か翼のついたもののように自由になれるよ

抱え込んだ悩みなどいっそのこと吐き出しちゃおうよ
君の胸に秘めたままだと そう 少し辛いはずだから
無理して平気な顔していることないよ 今の姿前に出して
君らしい形で 想いをかかげて 生き現してみようよ

ほら 大丈夫そうな気がするでしょ
ほら みんながそこにいるんだから

あとは勇気という燃料つめこんで
明日へ乗りこんで

この大空へ夢を託せば何かすべて手に入れられるような気がするよ
この世界へ想いを捧げれば何か翼のついたもののように優しくなれるよ

この大空へ両手広げれば何かすべて手に入れられるような気がするよ
この世界へ両手かざせば何か翼のついたもののように自由になれるよ

葉舟

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世界がかけ巡る ひらひらと舞い落ちた言の葉が
その胸の奥を激しく振動させる
君から流れ出したその1枚1枚の意味は
時が経つ程に 染み入るように深くなる

想いの河に葉舟浮かばせ 流るるままに身を任せてみたい
どこまで進むの この旅の最終駅はまだ見えないけど

飾ったものはいらない 本当のものだけは欲しい
君という駅にはまだ今はたどり着かないように
でも分かって欲しい 君を想う心が強くさせているから
いつか素直に想いを告げられる日まで紡ぐから

願いの果てに葉舟向かわせ 流るるままに漂ってみたい
どこまで行くの この旅の地図はとても広くて

同情なんていらない 本当の気持ちだけが欲しい
君が放った まだ今はの意味が嬉しかったから
でも信じる事君を想う心がこんなにもこんなにも強くさせるから
いつか真っ直ぐに想いを告げられる日まで紡ぐから

飾ったものはいらない 本当のものだけは欲しい
君という駅にはまだ今はたどり着かないように
でも分かって欲しい 君を想う心が強くさせているから
いつか素直に想いを告げられる日まで紡ぐから

同情なんていらない 本当の気持ちだけが欲しい
君が放った まだ今はの意味が嬉しかったから
でも信じる事君を想う心がこんなにもこんなにも強くさせるから
いつか真っ直ぐに想いを告げられる日まで紡ぐから

Little Thing

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私はここにいるよ ねぇ気付いて欲しいよ
ただ 過ぎてく果てのない時間に
私という歴史を刻んで 輝きたいから
ねぇ そっとそこの河で 漂わせて

君は誰 私は誰 通り過ぎる出逢いは毎日で
名のない一コマは流れて それでも道となる
ここで強がりを捨てて 素足のままで
波よ 高すぎるものなど 流し連れ去って

私はここで奏でる 伝わって欲しいよ
ただ 響かせ 響け 遠く遠く
私という存在を 標して残したいから
ねぇ そっとその空まで 這い上がらせて

飾りものなどいらない 真にここから輝きますように
ハイヒールなどいらない 今のままでいたいから

君は誰 私は誰 繋がりのないところから生まれた
名のない一コマの愛を 紡いでゆきたいよ
ここで強がりを捨てて 素直のままで
風よ かたまったものなど 流し連れ去って

私はここで想う ねぇ貴方への愛を
ただ 届け 届け はるか遠く
この空の果てにいる 貴方に伝えたいから
ねぇ そっとその星まで 巡り巡らせて

飾りものなどいらない 真の私でいられますように
ドレスなんかいらない 今のままでいられますように

私はここで奏でる 伝わって欲しいよ
ただ 響かせ 響け 遠く遠く
私という存在を 標して残したいから
ねぇ そっとその空まで 這い上がらせて

風見鶏

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さらさらと音が鳴る 心の奥で響いたもの
どきどきと高鳴る 胸の音が弾けちゃいそうなの

変わらない君の笑顔が 私の奥を解かすの
気付きたい気付きたくない その形をそっとここに置いて

とくとくと音響く 君に届きそうだから
だんだんと近付く 君に想いが弾けちゃいそうなの

変わらない君のひたむきさが 私の奥を震わせるの
気付かれたい気付かれたくない その形をそっとここに置いて

繋いだものはそのぬくもり まだおぼつかない足取りで
君へ向かいそうな風見鶏 風に吹かれてそよそよと
感じたものはその優しさ まだ手探りで足踏みして
君へ向かいそうな想いは どう処理したらいいの?

さらさらと音が鳴る
どきどきと高鳴る
とくとくと音響く
だんだんと近付く
何かの確信に胸を震わせて

繋いだものはそのぬくもり まだおぼつかない足取りで
君へ向かいそうな風見鶏 風に吹かれてそよそよと
感じたものはその優しさ まだ手探りで足踏みして
君へ向かいそうな想いは どう処理したらいいの?

君へ向かいそうな想いは どう処理したらいいの?

ノックオン

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揺れている扉の向こう触れられない気持ちがそこにあって

同じ場所を行ったり来たり
だけど奥の者だけが募っていく

両手では数え切れないくらいの独りの夜を

月と一緒に越えてく
あと何回三日月と顔合わせたら
貴方に逢えるの

想像の中に生きるその姿だけ何度も繰り返す
私のいる扉をそっとノックしてよ
ねぇ笑顔で迎えるからそっと触れてみてよ

震えてる心の中
まだ形になっていないものばかりだから

同じ夢を願ったり祈ったり
ここに気持ちは固まってるね

両手では抱え切れない
愛してるの言葉の意味を

月と一緒に泣いているあとどのくらいの歩いたら届くの

言葉では言い表せない
このもどかしくてうまく表せない…

私のいる扉をそっと開けてみてよ
そうあなたしか鍵は持ってないの

だから…だから……

揺れているこの想い
形にしたらどうなるの
私のいる扉をそっと触れてみてよ
私はいつもの笑顔で
貴方を迎えるから

私はいつもの笑顔で
貴方を迎えるから

つながりゆくもの

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1秒1分1時間…名のつかない時を過ごす

1日1月1年…コマ送りで人生というフィルムを回す

何もないようなそんな時だけど
気がつけば進んでいる
記憶になった過去
形になってる現在
希望を馳せる未来

今こうして時さえも私にしかない歴史を作る
悩む時間も後戻りする時間も挫ける時間も

歩く時間も夢を思う時間も進む時間も

すべて私を築く材料になる

時に触れた出来事も
時に触れた出逢いも

何一つ無駄なものなんてない

想いに馳せる時ですら色々なものが糧となる
抑えている自分を紐解く感じ

素直にこの今を受け入れる感じ

その時はこの今でしかないんだから

私は先の見えない白い道につなぐために歩きたい

いつか手にする形のために