風にそよぐこの樹々のように
私の恋も穏やかに流れていくのかのよう

永い永い宇宙の歴史の中で
同じ時代に生まれた奇跡
同じ場所に生まれた奇跡
数多くいる人の中で出逢えた奇跡

そんな見えない糸を手繰り寄せて
あなたに触れたようで

時に恋にここで出逢ったとしても
そんな奇跡があったとしても
全く気付かないはずね

好きですと書いた手紙水舟に乗せて
想いに合わせて流れていけば
いつかあなたに届くかな
そんな淡い夢を見る

その願いの岸辺にほつり想いを捧げて

あなたを想う