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私の知らない恋の歌

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ひらひらと桜舞う季節に出逢った人は
とても静かで熱い人でした
そっとここに生まれた言の葉に 吸い込まれるように
何か胸を打つものがここにありました
そよそよと流れる風に吹かれて笑った人は
とても優しくてとても切ない人でした
そっとここに生まれたその感情は まだ小さすぎて
何か形にしてはいけないものがありました

ねぇふと君の名前を見かけた時何度も何度も気になって
君の所へ出向いた私がいました
君を知る唯一の言の葉集めて共感してた・・・気になったの
糸を引くとポーンと音が鳴りそうでその響きに触れたい私がいた
綴った音の流れはどんな歌を奏でてくれるの
心に浮かんだあのメロディはきっとまだ私の知らなかった恋の歌

イロハニと時の過ぎ行く中で語った言葉は
とても嬉しくてとてもささやかなものでした
そっとここに宝物をしまうように心に刻み込んで
何度もその言葉を繰り返してみました
とくとくと胸を打つようなその心の奥は
とても不思議でとても不可解なものでした
そっとここに想いをかかげても優しくて痛くて
何か形にしてはだめなんだと思いました

ねぇふと君の足跡を見つけた時何度も何度も気になって
君の事を思う私がいました
君を知る唯一の手がかりに想いをかけて祈ってた・・・気になったの
糸を引くとポーンと音が鳴りそうでその響きに胸奮わせた私がいた
綴った音の流れはどんな節をを奏でてくれるの
心に浮かんだあのメロディはきっとまだ私の知らなかった恋の歌

限りあるもの

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限りなく流れているものでも
一人一人に与えられたものはほんのわずかで

その歴史を刻みながら僕らは歩いていく
過ぎたものには足跡という道があって

これからの道は無限大。
どこに足を踏み入れるかによって方向が変わる
受け入れる未来が変わる

全ては運・条件そしてタイミング
逃してしまうと修復は難しいから
真正面でいつも構えて流れてくるものを掴みたい

今与えられているものが
その一度っきりのチャンスだとしたら
私もその踏み入れるまでの見えない道に思いを馳せて
強く歩きたいと願う

今繋がる未来のその果てに光があるなら
迷わない・・・その道を進むまで

柵や世間体や理論など全て捨てて
こうだと強く願う方向へ歩きたい

後悔は過ぎた後にしか訪れないもの
だから・・・後悔しないように
まだ見えないこのラインを刻む

繋がっているから

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頑張っているよ
いつも少し強がって 本音が言えないけど

あなたを想って 空を見上げれば 
その向こうで繋がっている気がしてまた強くなれる

伝えたい想いもそのままに
お互いに暗黙の了解のまま恋に触れぬまま
未来は一緒に居れたらいいねと
切ない言葉を交わした

電話ごしで伝うあなたの想いが私の元にも届く
どんな気持ちで囁いてくれているのかな

泣き出したくなるような想いで俯いてしまうときもあるけど
まだ負けたくないよ・・・あなたの元で笑って居られるように

私の私に足で明日に向かいたいから

風が吹いてあなたの樹も私の樹も大きく成長して
互いに一緒に居られる時が来たら
精一杯の笑顔であなたの側にいる喜びを感じたい

今は強くなるね
空が繋がっているように
君と私も繋がっているから

紡ぐこと

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いつからか何かを諦めた表情(かお)をしている気がした

胸に馳せた想い
何故か駄目だと決め込んで闘う事から逃げ続けていた

馳せた強い願いがあって
それはちょっとやそっとの事で実現できるものじゃないけど
必要としてくれる者がいる限り私は私でありたいと思う

解決策は見つかっている
それは絶対に回り道じゃない

今の坂道をのらりくらりと歩いているより
ずっと断然的に近くなるであろうと私は思う

今こうしている事の中にも繋がるものはたくさんある
私だって好きでここまで歩いてきた
ただここに染まるよりも歩きたい場所を見つけた

簡単に身を引くなという人もいるはず
だけど私は夢のルートを歩いていきたい

願いの果てでもっと強くなった私がいて
想いの果てにとどいた夢を手にして更に上を目指す
こういう生き方が出来たらとても幸せに思う

勇気が紡ぐもの
それは臆病にならずに一歩を噛み締めたあの喜びのように
自分の道を自分で繋げて行きたい

紡ぐものがあってこそ明日に繋がる
紡ぐものがあってこそ私で居られる

今日の私を明日の糧にして
また一歩繋いで行きたい

君は君のまま私は私のまま

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君の繰り出す旋律は颯爽と駆け抜ける草原の風
その振動が私の胸を優しく伝う
君の生み出した律動は岸壁に撃ち当たる海の波
その振動が私の心を強く掻き立てる

響いているよ その想いは
届いているよ その君のひたむきさは

ぎこちなく歩きながら君は確実に先に向かっている
夢の階段駆け上がってここに来いって手招きしてる

私はいつもより一歩前に出て君を応援するから
君は君らしく君のままで歩いていって

君に願いをかける想いはずっと永久の向こう側で
その輝きを大事にして 優しくここに残る
君が追いかける夢はずっと時間の先の先で
その輝きを手に入れて 微笑む君がいるから

願っているよ その君の
祈っているよ その君の道のりを

ぎこちなく突き進みながらも君は確実に先に向かってる
希望の階段駆け上がって同じ場所に立てる我を思う

君に憧れているから私も追いかけて行くよ
私は私らしく私のままで歩いていくから

形にならないもの

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形にもならないものを作り上げてしまった
決して目には見えないものに名前だけが作られた
そんな不確定なものだから 手本など何もなくて
この大空のどこかでは その形に悩まされたり喜んだり
この海のどこかでは その形に苦しまされたり笑ったり
すべての形は異なっているから
その名前のどこまでが形になるかなんて
誰にも分からない

「愛してる」という形はどんな形?
心の奥の底の言葉を吐き出しても 目には見えないから
どこまで伝わるものなのかも 試さないと分からない

時にはいばらの棘のように
時には羽毛のように
時には炎のように
時には暗闇のように

形にもならないものを作り上げてしまった
色々な形をしているものだから 表現も難しくて
そんな不確定なものだから 手本などなくて
色々な人たちはその形に振り回されている
色々な人たちはその形の真実を求めている

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あなたに初めて出逢った日 元気付けて貰ったのは
見上げその先にある小さな星でした
街の灯りにかきけされながらも やっと見つけた光たちに
「頑張れ」って応援されているみたいで ホッとしたの
今から出逢うあなたの姿を想像しながら
交わしたメロディ想い浮かべたりして 微笑んだの

ふと周りを見渡せば そこには色々な足跡たちがいて
視覚の中に出逢った奇跡を思い浮べながら
今度いつすれ違う?そんな事さえ思ったりして
ただ時を待っていた

この姿とあなたは似てるようで似てなくて
でもその姿があなたらしくてとてもいいね
無口の時間が流れるその空間でさえも心地よくて
素敵なリズムで通り過ぎる

また逢いたいと願ったのはあなただったから?
今はその願いさえも口をつくのは怖くて
きっかけ探しばかりしていたの

素直に想いを明かしたいけど君はそこから消えてしまいそうで
噛み合いそうで噛み合わないそんな歯車の中にいるけど
いつか角が擦り切って軸が回らなくならないように
無理はしたくないの

だけど・・・怖いね触れてしまう事が
少しだけ離れてみたら答えが見つかるはずね
歩きたい気持ちを抑え込んで 今は・・・頑張ってみるから

瞬間

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重なる時の流れにあなたを浮かべて
私のかけらを拾いあげた
似ているものがたくさん散らばっていて
ふと見上げると同じ空を見上げる誰かがいた

過ぎていく時の流れにあなたを乗せて
私の願いをそこに置いてみる
いびつな形をしたあなたと私の色と形が
ふと優しさ故に傷ついた主の同調するものがあって

続く言葉の先がそこになくても
あなたになら解ってもらえそう

なぜだか最初の一歩から
不思議な風がそこに吹いた

いつもなら通り過ぎてしまう道に散らばった
あなたの言の葉を拾っていた・・・気付かぬうちに

触れるはずのなかった時と運命が
流れの中で重なった瞬間

こだまするのはあなたの声
心で響いているあなたの言葉
そのフレーズのひとつひとつが
私の中のフィーリングというものを揺さぶる

出逢うべくして出逢ったのならば色々余計な事考えずに
流れに逆らわずにあなたに逢いたいと思った

その一歩はどの未来に繋がるだろう
今はまだ見えないものだけど
私の確信を胸に抱いて一歩進んでみようと思う

罪人

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私を散々悩ませているんだから
あなたはちょっとした罪人

一日中何していても
一生懸命になっていても

どこかであなたが浮かんでくる

何度も何度もリフレインして
私の感情はどこに向いているのかしらと

時々分からなくなる

私は平気だと思っていたけど
なんか自覚みたいなものを覚えてしまうと

ついそればっかりがクローズアップされて
私の奥をかき乱してしまう

あなたは知らないのかな
そんな風に私が想っていること

今宵もまた夜になる
あなたの声を思い出しながら

ちょっと切ない夢を見る

この恋から手を離そう

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捨ててしまう事にこだわってしまう
いつまでも足踏みしたまま
格下げしてしまう心を疑ってしまう
その先の怖さを知らないから

君とは友達でいる方がいいって
不思議と自然にうなずいていたから
心の中では気付いていたんだね

きっと君とはもっと自然に振り舞えるはず
何かを期待しながら想いをこらえるよりも
きっと君とはもっと価値観を言い合えるはず
お互い成長するためにこの恋から手を離そう

きちんと割り切れないものは絶対ある
いつまでもこうしては居られない
忘れてしまうそうな心を疑ってしまう
その先は誰も知らないから

君の前ではどうしても作ってしまいそうな
不自然な姿でどこか無理をしていたから
心の中でチグハグな音がしてた

きっと君とはもっと優しく語り合えるはず
何かを期待しながらなんてもう疲れてしまうよ
きっと君とはもっと人生を伝えられるはず
お互い渡り歩くためにこの恋から手を離そう

友達になろうよきっとなれるから
好きという形を変えて君と夢を語るために

きっと君とはもっと自然に振り舞えるはず
何かを期待しながら想いをこらえるよりも
きっと君とはもっと価値観を言い合えるはず
お互い成長するためにこの恋から手を離そう