カテゴリー別アーカイブ: POEM・LYRIC

踊り子

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今日は冷めたムーンライトが私を照らす
感情とルールの間に挟まれて揺れる一本の影

戸惑いと彷徨いに心は糸でつながれて
操られたかのように心はここに縛られているかのよう

今夜はここで踊りなさいな
振りかざした腕が月の洗礼を浴びる
まだ立ち直れるわまた輝けるように

少しかけた形が丁度いいその月とともに
その形が西の空に沈むまで私をその踊りの虜にして

今日も冷めたムーンライトが私に注ぐ
感情と理性の間に挟まれて揺れるその心

切なさと愛しさに心はあなたでつながれて
操られたかのように心はそこに留まっているあなただけ

今夜はここで踊りなさいな
そこにいないで一緒に舞台にあがろう
またステップ踏めるリズミカルに踏める

少し恥ずかしげな風が丁度良いその想いの側に
その形が結ばれるように私をあなたの虜にして

今夜はここで踊りなさいな
振りかざした腕が月の洗礼を浴びる
まだ立ち直れるわまた輝けるように

少しかけた形が丁度いいその月とともに
その形が西の空に沈むまで私をその踊りの虜にして

願いの向こう側

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ここで馳せられた想いは誰に届くはずのものだったんだろう
それは誰も知らない記憶と時間の向こう側にあって
見る事も知る事もできなくなったもの
いくつもの時代が通り過ぎて同じ場所に立つ私がいても
そこにあるのは跡だけでたぐりよせても想像もできないくらいに遠い

忘れないでその願いを届くはずのないあの人に何度も何度も
明日は幸せになりますようにと願って届かないまま散って
かすんだ想いはその侘しさの中に漂っているだけ
繋げなければいけない過去と未来 語り継ぐ人が去っても
また想いを繋いで今を生きるために結んでいかないといけないもの

過去は決して取り戻せないけど償って歩いていく事は出来る
それは出来るのは今を生きている人たちだけ

守っていく力も
壊していく力も

持っているのは私たちだけ

何をするのが今の役目だろう
残していくもの 語り継いでいくもの 結ぶもの

この美しさがずっと留まっていますように
この愛がずっと続きますように
この平和がずっと守られますように

すべての人が人らしく自分らしく生きるために
過去から託された願いは
時代を越えて守らないといけない

だから・・・今ここに願いを馳せる
遠い未来に語り継いでいくために

ひとかけらの言葉

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君の側にいることで生まれてくる言葉がある
君の隣にいることで生まれてくる歌がある

この想いは君と重なるものなのかな

どこまでも響くように君を歌うから
いつまでもずっと頑張って欲しい

気付かないうちに堕ちていたなんて
そんな理由でさえもつけたくないくらいに
君に溺れているのを実感する

声が聴きたくてでも最後のボタン押せなくて
遠くにいる君を想い馳せてみる

繋がっているのかな ねぇ
共鳴しているのかな ねぇ

最後の言葉を放ってしまうとそれが恋になってしまうから
気付かないように触れないようにしているけど

振り返ってもいい?
そっと聞いてみてもいい?

願いじゃなくてふと受け入れた
想いのものだけでいいから

ひとかけらの言葉を君に振ってみたい

君の予防線は私の方にも馳せられているの?
入り込んだらそこで警笛がなるの?
私は大丈夫溶けるから

過ぎ去っていった者たちのように
君を通り過ぎないから
その元で白に向かう橋をかけたい

ゆっくりと・・・私のペースで

私の知らない恋の歌

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ひらひらと桜舞う季節に出逢った人は
とても静かで熱い人でした
そっとここに生まれた言の葉に 吸い込まれるように
何か胸を打つものがここにありました
そよそよと流れる風に吹かれて笑った人は
とても優しくてとても切ない人でした
そっとここに生まれたその感情は まだ小さすぎて
何か形にしてはいけないものがありました

ねぇふと君の名前を見かけた時何度も何度も気になって
君の所へ出向いた私がいました
君を知る唯一の言の葉集めて共感してた・・・気になったの
糸を引くとポーンと音が鳴りそうでその響きに触れたい私がいた
綴った音の流れはどんな歌を奏でてくれるの
心に浮かんだあのメロディはきっとまだ私の知らなかった恋の歌

イロハニと時の過ぎ行く中で語った言葉は
とても嬉しくてとてもささやかなものでした
そっとここに宝物をしまうように心に刻み込んで
何度もその言葉を繰り返してみました
とくとくと胸を打つようなその心の奥は
とても不思議でとても不可解なものでした
そっとここに想いをかかげても優しくて痛くて
何か形にしてはだめなんだと思いました

ねぇふと君の足跡を見つけた時何度も何度も気になって
君の事を思う私がいました
君を知る唯一の手がかりに想いをかけて祈ってた・・・気になったの
糸を引くとポーンと音が鳴りそうでその響きに胸奮わせた私がいた
綴った音の流れはどんな節をを奏でてくれるの
心に浮かんだあのメロディはきっとまだ私の知らなかった恋の歌

限りあるもの

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限りなく流れているものでも
一人一人に与えられたものはほんのわずかで

その歴史を刻みながら僕らは歩いていく
過ぎたものには足跡という道があって

これからの道は無限大。
どこに足を踏み入れるかによって方向が変わる
受け入れる未来が変わる

全ては運・条件そしてタイミング
逃してしまうと修復は難しいから
真正面でいつも構えて流れてくるものを掴みたい

今与えられているものが
その一度っきりのチャンスだとしたら
私もその踏み入れるまでの見えない道に思いを馳せて
強く歩きたいと願う

今繋がる未来のその果てに光があるなら
迷わない・・・その道を進むまで

柵や世間体や理論など全て捨てて
こうだと強く願う方向へ歩きたい

後悔は過ぎた後にしか訪れないもの
だから・・・後悔しないように
まだ見えないこのラインを刻む

繋がっているから

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頑張っているよ
いつも少し強がって 本音が言えないけど

あなたを想って 空を見上げれば 
その向こうで繋がっている気がしてまた強くなれる

伝えたい想いもそのままに
お互いに暗黙の了解のまま恋に触れぬまま
未来は一緒に居れたらいいねと
切ない言葉を交わした

電話ごしで伝うあなたの想いが私の元にも届く
どんな気持ちで囁いてくれているのかな

泣き出したくなるような想いで俯いてしまうときもあるけど
まだ負けたくないよ・・・あなたの元で笑って居られるように

私の私に足で明日に向かいたいから

風が吹いてあなたの樹も私の樹も大きく成長して
互いに一緒に居られる時が来たら
精一杯の笑顔であなたの側にいる喜びを感じたい

今は強くなるね
空が繋がっているように
君と私も繋がっているから

紡ぐこと

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いつからか何かを諦めた表情(かお)をしている気がした

胸に馳せた想い
何故か駄目だと決め込んで闘う事から逃げ続けていた

馳せた強い願いがあって
それはちょっとやそっとの事で実現できるものじゃないけど
必要としてくれる者がいる限り私は私でありたいと思う

解決策は見つかっている
それは絶対に回り道じゃない

今の坂道をのらりくらりと歩いているより
ずっと断然的に近くなるであろうと私は思う

今こうしている事の中にも繋がるものはたくさんある
私だって好きでここまで歩いてきた
ただここに染まるよりも歩きたい場所を見つけた

簡単に身を引くなという人もいるはず
だけど私は夢のルートを歩いていきたい

願いの果てでもっと強くなった私がいて
想いの果てにとどいた夢を手にして更に上を目指す
こういう生き方が出来たらとても幸せに思う

勇気が紡ぐもの
それは臆病にならずに一歩を噛み締めたあの喜びのように
自分の道を自分で繋げて行きたい

紡ぐものがあってこそ明日に繋がる
紡ぐものがあってこそ私で居られる

今日の私を明日の糧にして
また一歩繋いで行きたい

君は君のまま私は私のまま

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君の繰り出す旋律は颯爽と駆け抜ける草原の風
その振動が私の胸を優しく伝う
君の生み出した律動は岸壁に撃ち当たる海の波
その振動が私の心を強く掻き立てる

響いているよ その想いは
届いているよ その君のひたむきさは

ぎこちなく歩きながら君は確実に先に向かっている
夢の階段駆け上がってここに来いって手招きしてる

私はいつもより一歩前に出て君を応援するから
君は君らしく君のままで歩いていって

君に願いをかける想いはずっと永久の向こう側で
その輝きを大事にして 優しくここに残る
君が追いかける夢はずっと時間の先の先で
その輝きを手に入れて 微笑む君がいるから

願っているよ その君の
祈っているよ その君の道のりを

ぎこちなく突き進みながらも君は確実に先に向かってる
希望の階段駆け上がって同じ場所に立てる我を思う

君に憧れているから私も追いかけて行くよ
私は私らしく私のままで歩いていくから

形にならないもの

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形にもならないものを作り上げてしまった
決して目には見えないものに名前だけが作られた
そんな不確定なものだから 手本など何もなくて
この大空のどこかでは その形に悩まされたり喜んだり
この海のどこかでは その形に苦しまされたり笑ったり
すべての形は異なっているから
その名前のどこまでが形になるかなんて
誰にも分からない

「愛してる」という形はどんな形?
心の奥の底の言葉を吐き出しても 目には見えないから
どこまで伝わるものなのかも 試さないと分からない

時にはいばらの棘のように
時には羽毛のように
時には炎のように
時には暗闇のように

形にもならないものを作り上げてしまった
色々な形をしているものだから 表現も難しくて
そんな不確定なものだから 手本などなくて
色々な人たちはその形に振り回されている
色々な人たちはその形の真実を求めている

a walking

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あなたに初めて出逢った日 元気付けて貰ったのは
見上げその先にある小さな星でした
街の灯りにかきけされながらも やっと見つけた光たちに
「頑張れ」って応援されているみたいで ホッとしたの
今から出逢うあなたの姿を想像しながら
交わしたメロディ想い浮かべたりして 微笑んだの

ふと周りを見渡せば そこには色々な足跡たちがいて
視覚の中に出逢った奇跡を思い浮べながら
今度いつすれ違う?そんな事さえ思ったりして
ただ時を待っていた

この姿とあなたは似てるようで似てなくて
でもその姿があなたらしくてとてもいいね
無口の時間が流れるその空間でさえも心地よくて
素敵なリズムで通り過ぎる

また逢いたいと願ったのはあなただったから?
今はその願いさえも口をつくのは怖くて
きっかけ探しばかりしていたの

素直に想いを明かしたいけど君はそこから消えてしまいそうで
噛み合いそうで噛み合わないそんな歯車の中にいるけど
いつか角が擦り切って軸が回らなくならないように
無理はしたくないの

だけど・・・怖いね触れてしまう事が
少しだけ離れてみたら答えが見つかるはずね
歩きたい気持ちを抑え込んで 今は・・・頑張ってみるから